
写真は先月2月下旬に猛吹雪の中、加賀禅定道に行った時に撮影した冬瓜山と背後にそびえる笈ヶ岳です。翌朝は好天が予想され夜も星が出ていたので、夜明け前からテントを抜け出してしかり場でのご来光を目指して登っている途中、背後の冬瓜山がモルゲンロートに染まっていました。その後ろには笈ヶ岳がそびえています。ここから見ても冬瓜山のナイフリッジはとてもヤバそうに見えます。近年は暖冬少雪でGWでは既に笈を目指すには時期が遅い状態が続いていましたが、今年はチャンスかも知れません。十分注意して事故の無いようにお願い致します。単独でもグループでも、ココヘリなどの自分の所在を発信する装置は必ず携行して下さい。山中では携帯電波の届かない所が有ります。天気の急変は当たり前です。直ぐにガスが立ち込めて自分の位置さえ分からなくなります。笈ヶ岳は単独行も多いですが、もしもの場合自分で生還する技量の無い方は経験者を同行して行動して下さい。