秋の味覚 天然舞茸

未分類 2020/10/06

暑さが長引きなかなかお目にかかれなかった天然物も白山麓のあちこちでその噂を聞くようになりました。いつもは夕食のメニューやランチで、炊き込みご飯や天ぷら、お味噌汁などでお楽しみいただいている天然舞茸ですが、今年はそれが出来ませんので、思い切って様々なメニュー開発をしています。

舞茸バター炒め

舞茸を洋風にベーコンとバターで炒めて白ワインで蒸します。盛り付けたらコショウを加えると何とも歯ごたえのある贅沢な逸品に仕上がりました。

すき焼き

肉が見えません。ほぼ舞茸のすき焼き。牛の脂との相性は抜群。天然物は濃い味にも負けず、鍋の中でその存在感を誇示しています。ビールをグビグビ、口の中が幸せいっぱいです。

炊き込みご飯

定番の炊き込みご飯は余計な具は加えず、うす揚げの油とのコラボを楽しみます。ご飯の炊き上がる匂いが充満し、期待が高まります。

仕込み
完成

これは今年の大冒険。氷砂糖と天然舞茸をふんだんに押しこめ、40°のウォッカをなみなみと注ぎ込んだ舞茸ウォッカ!!1週間で琥珀色の舞茸ウォッカの完成です。食前酒に盃半分口に含めば舞茸の香り100倍返しです。これだけ舞茸の香りが濃縮されるとは思いもよらぬ、秘蔵品になりました。この他も白身魚とのホイル焼きなど、どの料理も自信を持って天然舞茸の歯ごたえと香りを楽しんで頂けます。来年はぜひこの時期にお越しください!この後は天然のナメコのシーズンに突入です。

センナ

これは春に作り方を公開しましたが、その際に瓶詰めしたものを冷凍しておきました。解凍して味わうと、ガツーンと辛さが脳天を直撃します。春の記憶が蘇って来ました。色々と舞茸料理を味わうのに口の中をさっぱりさせ、ついでに目も覚めます。春の山菜はこの他ウドの味噌漬けも春の風味をいただけて、アツアツご飯にも良く合います。キノコの女王天然舞茸と春の山菜を同時に味わえるとは何とも贅沢な気分になりました。

土砂崩れ現場の復旧工事は今年の雪が降るまでに完成し、来年はGWの雪解けと共にOPENの予定です。来年は今年の分まで皆様に温泉と山菜料理を楽しんで頂けるよう、研究を進めて参ります。どうぞお楽しみに!!